• 2005.3.18
• 小話
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北欧と私

私はかなりな旅好きであるらしい？というのは毎度迷惑を被る家族からの発言ですけどね。
好奇心のかたまりから、すべては発していると本人が認知しているだけ、ましかもしれないと、自己弁護しておきましょう。
40年ほど前の愛読書は「時刻表」
初めてパスポートを持ったのは、20年くらい前になると思う（記憶かなり怪しい…）
北欧に行ったのは10年前になる（と、思う）当時の愛読書は「地球の歩き方」
これを頼りに安い飛行機を探しコペンハーゲン経由でオスロに辿り着いた。
きっかけはその少し前にTVでベルゲンという綺麗な港町を見てしまった事。TVは私を無謀な旅に連れ出してしまった（と、家族には言い訳している）
「あの町を見てみたい」「フィヨルドを見てみたい」そう言えば、高校生の時に京都の「苔寺」の写真を見てその美しさに心をひかれ何度か「苔寺」にいった。
「思えば実行するの性格」はそのまますくすく育ち、気持ちは真直ベルゲンへ走った。
旅をすると性格が分かると言われるが、私はかなりな欲張りでヨーロッパを往復すると1万円の追加で好きな都市を往復出来るといわれ、躊躇なく「エーゲ海」1週間の船旅まで入れてしまった。当時のてん末は次回以降に書くつもりだけど、アテネの騒音に耳が慣れずクルージングの後、港に着くなりコペンハーゲンのホテルを予約してしまった。
機上から見た夕日は今でも忘れがたいがコペンの空港に着いた時に、心からホットした安らぎがそこにはあった。

以来、北欧狂いのはじまりである。