猫になれたら

あじさい

雨が上がると、蝉が再び鳴き始めた。
ジィ-ジィーに混じって聞こえるけたたましい声はカナカナだろうか。
雨が落ちてくると蝉は鎮まり、カナカナカナカナとかん高く響く。
山桜に毛虫がつかない理由を今日skog へお見えになった方が教えてくれた。
山桜には虫を食べる鳥が来るのだそうです。
さくらんぼうはお猿さんに毛虫は鳥に、自然界の協力はすばらしい。
自然界に比べ人間界ははずかしい。
行政の応対から認知症の母親と無理心中を計った男性が最後に行った場所は楽しい想い出の残るは四条河原町だったそうで、胸をつかれる。
少子化は早晩4人の親を2人でみる事が現実になる。
認知症にならなければなんとか自力で生きていける(予定)が、なってしまえばそれも出来ない。
この春からの介護認定制度は高齢者に恐怖感を与えていることを行政は知っているだろうか。
なんとか自力生きようとするには僅かでも手助けをしてくれる事が条件になる。
医療も、予防医療は制限がかかつた。
年金は遠のき医療費は上がり、予防するのは自費でどーそ。
小泉さんが望んだ改革はこんな改革でしたか。

昨日の夕刊に「猫になりたい」といった子供さんの事がプロムナードで触れられていた。
人間以外の動物では明日の事までは考えないから今日以上今日以下も考えないでいいなら「猫」は最適ではないだろうか。
人に優しい政治と一言でくくるのはむつかしいが、人間は人間でしかないから。
望んで成れるなら猫もいいかも。
まで、書いたらお見えになった方にまた「カナカナ」ではなくあれは「カジカ」という小さくて姿勢のよい蛙の声だと教えられて、久しぶりに「おぼろ月夜」を唄った。
綺麗な日本語は心の洗浄もしてくれた。

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