庭のサマーカット

毎日、天気予報のとおりに雨が降る。
時たま、屋根をたたく音で目を覚ますほどの豪雨になる。
その後には、カアーッと太陽が照りつける。
花には一番危険な日々なのだ。
「明日の午前中、雨は無いらしいから、5時起きして庭の手入れをしよう」
と、家人が言い始めた。
私がベッドに入るのは毎日、日付が変わる頃以降。
厳しいなーと思いながら、それを逃がすと次がないのは私にも分かっているので消極的に賛成した。
家人が起き出した気配がして飛び起きた。
時計を見ると5時前、ちょっと早いけれどやってしまうか。
ズ―ツと気になっていたリナリアやカシワバアジサイを切ると、急に庭が広くなったような気がする。
before
after
薔薇の足元がよく見えるようになった。
終わりかけのクレマチスも思い切りよくバッサリ切った。
凡そ、4時間近い仕事で夏らしい庭になった。
切り戻しで咲き始めたサルビアの青色が清々しい。
写真を写そうとカメラを構えると、薔薇の足元で縞模様のカミキリムシが入り口を探しているのに出くわした。
勿論、即捕獲。
薔薇の足元が見えるのは大事なことだと、聞いていた言葉を思い出した。
やれやれ、去年と同じナエマだよ。
黒葉の間に咲く赤いダリヤは魅力的、もうすぐ咲くだろう。
「一隅を照らす」のはアナベル
明日も雨らしい。
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