リニアが見える丘公園,八代ふるさと公園 ‐ 笛吹市|山梨の花畑

空模様をにらみながら山梨県に入ると、理想通りの青空が広がった。
桃源郷を見たいと思えば、桃源郷公園に行けば良いと思うのは大間違い。
桃の花は、高度によって咲き方が全く違う。
今年は遅れているので高い所は、ほとんど蕾だった。
仕方がないので鯉に餌をやって、下の公園を目指した。
ここの公園は巨大鯉が泳いでいる。大きすぎて、可愛いいとは言い難い。
「リニアが見える丘公園」と、それに続く「八代ふるさと公園(引用:笛吹市)」は、満開の桜と桃の花で大賑わいだった。
リニアのテストコースが見える展望台が設けられて、いきなり出くわすようだ。
家人は運よく遭遇できた。
音もなく急に表れて走り去ったという感想だった。
勿論私を呼ぶ間もなく瞬きした瞬間だったらしい。
菜の花の優しいにおいがする。桃の花の匂いは感じない。
黄色の菜の花に、桃の花のピンクは似合いもの。
何時間でもそこに座り込んでいたかった。
桃の花に交じって、白い花の木があった。
桃の種類の違いだろうか、名札がないとさっぱりわからない。
所々に白花が混じると桃のピンクは一段とひき立って美しかった。
まさにこの世の桃源郷だ。
サンシュユ(山茱萸)
山の中を黄色に染めるのはサンシュユの木。
大木に育って、気高く咲いていた。
春の花は、一本でも、まとまって咲いても常に引き立ち、引き立てられて美しい。
今ぞ春を感じる旅になった。
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