松本クラフト展

八ヶ岳クラブ

大津を出る時にポツリポツリと降り始めた雨は、松本に着く頃には曇り空まで回復していた。
色々と言い訳を作っては訪れている信州は、田圃の水に映る緑までが鮮やかな季節を迎えていた。
松本市で開かれるクラフト展に私のギャラリーに協力して下さる若き漆作家の落合芝地さんが出展されるので応援方々新しい作家さんの発掘を兼ねて出かけてみた。
自宅から松本迄は350キロあったが4時間ほどで着いてしまった。
会場の「あがたの森」をめざして関東ナンバーの車列が続いている。
クラフト展の出展者は全国から来るらしく、かなり有名なクラフト展であるらしい。
いつもなら自分の好きな物探しに熱中する所だが、今回はギャラリーの店主の目で冷静に見て行く。
会場をざっくり見て感覚を磨き午後から丁寧に隅々まで見て歩いた。
キラッとする作品は遠くにあっても何故か呼び寄せられる。気が入るという事かも知れない。気に入る、気が合う。
数人の若い作家さんと交渉出来てワクワクするのは新米店主の特権かも知れない。
肝心の落合さんは大きなケヤキのお盆が売れたと嬉しそうに話してくれました。
前日から軽自動車に作品とテントとテーブルを積んで会場いりし、夜は寝袋に入って車で寝ているらしい。
作品を見てもらうという事は若い作家さんにとって、とても努力のいる事である。
若い作家さん達を頼もしく思いながら、会場を去った。

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