健康住宅

クリスマスローズの花芽

昨日は天気にも気温にも恵まれて上棟式が終わりました。
予算の少ない施主はノウノウとしておれず、今日は暮らし工房のKさんと再度八日市の建材市場にフローリング材を見にいきました。
フローリング材や、天井材は家の総予算から見ると小さい金額ですが、小さな予算が積み上がって家は途方もなく高額商品になっていきます。
オープンシステムの建築は小さな部分の価格が見えて、施主の心臓は良きにつけ悪しきにつけバクバクと音をたてます。
Kさん同行で建材市場に出かけたのは、施主としては価格に気を奪われますが果たしてその選択が正しいのかどうか確認したかったからです。
しょっちゅう、設計変更を口走りより多忙に追い込む施主のために雨の中付き合ってくれました。
そして正解。
桜や楢の床材は広葉樹なので木が曲がっていて長くはとれないから、無垢材といえども長さは張り合わせで作られていました。
前回その説明を建材市場で聞いていましたから、そういうものだと理解していましたが、K さんは張り合わせ部分の、のりの成分を気にしました。
中国で加工されてくるので、成分については分かりませんが、輸入が許可されているから大丈夫でしょうという店側の話だけでは納得せず首をかしげて健康な家作りに苦心してくれました。
艶やかに光る塗装はこれまた心配と価格に引かれる施主の頭を冷やします。
結局健康に留意して経済的なレッドシダーと檜に落ち着いた頃には閉店時間でした。
建築は今盛んに問題を起こしています。
パートナーとして、きめ細かくサポートしてくれる建築士の存在を改めて心強く感じた日です。

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