二つの旅先
高遠櫻
私の家の近くに88才と80才のご夫婦がおられます。
私の友人の中で最高齢のお方です。
彼女のご主人は10年以上前からパーキンソンを患っています。
この頃は介護保険で入浴サービスを受けられるようになったので、介護が楽になって彼女はギターを習いはじめたと嬉しそうでした。
兎に角、前向きな方です。
そのご主人が下関水族館と多摩動物園に行きたいと云われるらしいのです。
年をとると美術館よりも動くものに興味がわくからとか。
動物園が旭川や上野ではないのは多摩が一番動物の種類が多いからと既に色々資料を集めて準備を進めておられます。
死ぬまでに、といわれると行くしかないわねえ。と彼女は笑っています。
車椅子のご主人と80才の彼女の旅が楽しく終わりますように。
コメント
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高遠のさくら あと一ヶ月ぐらいでしょうか。夕方近くの運動公園まで歩きました。気になっていたマンサク ちょっと赤みがかったマンサクです。まだくるんくるんと咲いていました。梅も赤 白とちらほら咲き出していましたし、桜のつぼみもぐっとふくらんでいました。家族づれ ともだちと皆春の暖かさを楽しんでいるようでした。
福寿草 ついに今朝咲きました。3つの金色の花が東から南西と首を回していることにきがつきました。夜の間に東に回しておくのかなと明日の朝を楽しみにしているところです。
山茶花さん 福寿草はお茶目ですねえ。
家は庭の隅の娑羅の木の根元でそーっと顔を出しますが、一度も気がつきませんでした。
それで、消えてしまったのでしょうか。
娑羅の下はいまクリスマスローズの定位置になって、福寿草には申し訳ない事をしました。
今日園芸やさん福寿草を見かけましたが、買わなかったのですよ。
また、買って来て観察します。