36年間の想い出

毎日更新に近いブログのお休みが続くので心配だとご連絡を頂きました。
ご心配をしていただいて、ありがとうございます。
坂本の自宅は36年前に造成された住宅地で若い家族が一斉に入居しました。
お隣のSさんとは、ほとんど同時期に入居し、同じ年月を過ごしてきました。
ご主人様が悪い病気にかかったとお聞きしたのは一昨年、少し寒くなり始めた秋の入り口でした。
少しづつ体力を無くされたようでも一進一退を繰り返して、何かの間違いではないかと思う日もありました。
ご家族の苦悩の日々に一緒に悩む日もありました。
1週間前から、思わしくない日々が続き、夜中に電話がかからなかったことに安堵する朝を迎えていました。
今週の火曜日、習慣的に見る携帯に、急を知らせるメールが着信されていました。
一緒にいて欲しいというSさんの言葉に36年間を感じました。
今日は沢山の方にお集まり頂き、好きだったお花で埋め尽くして天国に送りました。
明日からご家族は穴があいたように寂しくなられると思います。
毎朝、携帯がならないで良かったと思う事もありません。
今は、酸素マスクから解放されて、楽になっていると思います。
ご冥福をお祈りいたします。
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コメント

    • yuzu
    • 2014年 8月 23日

    貴女のような方がお隣でご本人様もご家族もどんなに心強かった事でしょう。なかなか出来ない事です。

    • skog
    • 2014年 8月 23日

    yuzuさん、ご無沙汰しています。
    Sさんと、私はお互い様なのです。遠くの親戚より近くの他人と絵に書いたような中でした。
    家人が葬儀の後「まさか、Sさんの骨まで見るとは・・」と申していました。
    親よりも、姉妹よりも長い時間、間近で過ごすって事はこういう日も迎えるんですね。

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