真空パック器、夢から現実へ—初期不良と250円の壁
年末が迫り、気分的にそわそわする中、冷蔵庫や冷凍庫の整理を兼ねて、真空パック器を購入した。
我が家では遠方へ買い物に出かけ、新鮮で安い食材をまとめ買いすることがよくある。その結果、冷蔵庫も冷凍庫も常に満杯状態。そこでスペースを有効活用しようと、真空パック器を導入することにした。
昨日、真空パック器が届いた。早速使ってみたところ、なんと期待外れ。確かに袋をシールすることはできたが、肝心の真空状態にはならず、ジッパーバッグを使った時とほぼ変わらない仕上がりであった。私自身が不器用なのではと家人にも試してもらったけれど、結果は同じ。
そこで、メーカーに電話をかけて、状況を説明すると、「初期不良の可能性があります。交換、または返品に応じます」との回答。ただし、購入先がAmazonであることを伝えると、「Amazonでの購入であれば、1か月以内の対応はAmazonで行います」とのこと。
早速Amazonで手続きを開始したが、送料負担の問題に直面した。なぜこちらが送料を負担しなければならないのか納得がいかず、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせようと思った。しかし、これがまた一苦労。
どのページを開いても該当する回答にたどり着けない。
ようやく「電話をかけ直してもらう」というページにたどり着き、表示された通りに操作をしたが、実際には電話はかからなかった。通話中の表示はあったけれど。
その後、メールで「先ほどのご用件が解決していなければ再度ご連絡ください」との案内が届いたが、もう一度電話のページを探すのは難しかった。
真空器の返品に伴い、同時に購入した真空パック用の袋も返品対象となつた。この袋の送料が有料とみなされたのではないかと推測している。真空器が使えないのに袋だけあっても仕方ないため返品したが、この点について確認したかったのだ。
結局、送料250円は支払うことにして返品手続きに入った。この金額自体は大きくないが、問題は労力である。カスタマーサービスへの問い合わせや返品手続きに費やした時間とストレスを考えると、非常に割に合わない経験であった。
この年末、真空パック器を使って冷蔵庫整理をするという計画は、初期不良と返品手続きの煩雑さにより絶望的な状況となった。小さな額の損失であっても、手間や時間がかかると満足感が損なわれることを実感した。
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