師走の京都散策と年末の風景

午後から京都に出掛けた。師走の街並みはどこか忙しくなく、師走の気配が濃くなっているのを感じた。

東本願寺さんの前を通りかかった時、少し珍しい光景に出会った。小雨が降る中、歩道で三味線を弾いている男性がいたのだ。後ろ姿だったので詳しくは分からなかったが、若い方のように見受けた。残念ながら足を止める人はほとんどいなかった。 私は反対路線を進む中で、その演奏を聴くことは叶わないのに、「聴きたいなぁ」と心惹かれる気持ちが残った。

その後、年末恒例の買い出しへ。 京都のスーパーには正月料理向けの野菜やおせち料理が並んで、店内は賑わっていたけれど、商品につけられた価格を見ると、思わず「鼻白む」気持ちになった。
今年は毎月値上げラッシュが続いた特別な年だった、との思いを一層強くした。
我が家ではおせち料理があまり好まれないこともあり、年々おせちを用意する気持ちが落ちて、ほんのおしるし程度になってしまったが、暮れの買い物で賑わう市場は師走の雰囲気を味わうために欠かせない我が家の行事である。


山科のケーキ屋さんにも立ち寄った。 予想していたが、カフェスペースは閑散としていた。 その代わり、お土産売り場には多くの人が訪れて賑わっていた。店内は、甘い香りが漂い、カラフルな包装紙に包まれたケーキを見ると、自然と気分が浮立つものだ。

師走らしい京都の風景に日々の忙しさを忘れ、ひとときを楽しんだ。

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