風と共に退院

昨日の夕方比良で鶯の声がいきなり聞こえた。
山育ちの野太い声でほめてやりたいような美声だった。
そして今日は雨まじりの春二番が各地で吹き、気温の割りに肌寒い。
家人は「暖かくなって退院するといいねえ」などと話していたが、生憎、春の嵐の中を退院した。
暫らくは通院で経過観察らしい。
「退院できます」とメールが入り迎えに行くとエレベーターホールの椅子に背中向きで座っていた。
エレベーターを見つめて座ることは流石に「待っている」ようで照れくさかったにちがいない。
まっすぐ比良に行き久しぶりに安堵をしたのか、自宅に着くなり眠り込んでいる。
我が家の「春の異変」は今日で幕引きと願いたいのだけれど。

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