防災訓練で学ぶ、万が一のために地域の力

日曜日、地域の防災訓練に参加した。 毎年この時期になると、普段は訪れることのない小学校に足を運ぶ。 この小学校は創立から40年以上経つが、少子化の影響もあり、今では各学年1クラスという状況である。 校舎もやや荒れた印象を受け、往時の活気を思うと寂しい限りになった。

今年の訓練には、200名を超える住民が参加した。
昨年には見かけなかったテントや段ボールベッドが展示されており、避難所としての設備が整備されていた。


全住民の20〜30%程度が参加したと思われるが、この人数がここで避難生活をするとなると、今日だけの人数で体育館はほぼ満員状態で狭く感じた。
私達はもう少し近い市民センターが避難場所であるけれど、多分そこは溢れるだろう。
何人くらいの避難場所として設定されているのかは不明だ。
今日の体育館の広さからその部分には不安が残った。

防災訓練は、消火器の使い方、心臓マッサージの仕方、担架の作り方等プログラムは多彩であった。



知識として知ると知らないは大違いだから、参加した事には意義がある。
今年、地域の消防車が新しくなったとかで、放水の様子が披露された。

昨今は、予測できない災害が起きるだけに、毎年訓練に参加して備えておくことは重要だと思う。
訓練の最後には、炊き出しとして豚汁が振舞われた。
具だくさんのとても美味しい豚汁で、周りからも「美味しい」の声が上がっていた。

数年前に東日本震災の跡地を訪問して現地で被災された方の話を聴く機会があった。
その時の恐怖感が年々薄くなりかけていたけれど、今年の能登震災で再び恐怖感が増してきた。

毎年この防災訓練に参加することは、災害への備えとして非常に意義深い。
また、地域全体で防災意識を高めることも重要である。
日本中で防災訓練が普及することを期待したい。

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