断捨離しようと片付けてはみたけれど

人生後半いや、終末になると断捨離するようにと雑誌等に言われるけれど、断捨離も色々でカードの整理、通帳の整理、ポイントの整理からマイレージの整理は序の口。

その序の口でつまずいた。

最近、3年前のANAのマイレージが期限切れになった。
マイレージに有効期限があるという認識がなかったのだ。
しっかり悔しい思いをしたので見直しに取り掛かった。
問い合わせをしたいことがあったけれどパソコンでは、電話番号が一致しないからと受け付けてくれない。
そのカードを作ったのは多分20年以上前の事。
その頃は住居が転々と変わり電話番号もそれにつれて変わった。

電話で手続きをお聞きすると、免許証とマイナンバーのコピーをつけて申請するようにと書類が送られてきた。
それには電話番号問い合わせの箇所はなく、電話番号を書いて返送するようにと書いてある。
電話番号が分からなくても当面は困らないけれど、何か問い合わせをしようと思うと途端に面倒なことになる。
カード制作時の電話番号を知らせて欲しいとメモを入れて返送した。
そんなこんなで時間を取られる。

エンディングノートなんぞを書こうとするともっと煩雑になりそうだ。
捨てても良さそうな書類も沢山あるけれど、小さな字を追って判断するのは面倒くさい。
それに役所からのお知らせを読むのが苦手になった。
思い返せば、姉母の状差しが「こういう書類」で溢れていた。
「分かるわ〜」と既になってしまっている。

決めた!
受け取った日に判断しよう。

高齢者の家は片付かない。
それも最近になって分かるようになった。
ゴミの分別が細かすぎる。
どれに分類できるのかハタと困ることがある。パソコンを立ち上げてゴミ分別を「あいうえお」に沿って調べる。
小さなものまで丁寧に書かれているのに肝心な知りたいものは書かれてない。
電話を掛けると「ただいま込み合っています。むにゃむにゃ…」
役所への電話はほとんどがこのパターン。ほんと嫌になる。
とはいえ、ゴミ収集されずルール違反を張られるのは嫌なので、先送りにしてその辺に置き始めるとすぐゴミ屋敷になる。


一番手強いのが引き出し整理。
ちょっと取っておこうかと思った触ることのないものに溢れている。
それらを整理して引き出しは軽くなった。

ところが、翌日から探し物が増える。
移動した場所が分からないのだ。
以前あった場所は映像が浮かぶけれど、ルールを作って仕訳けたはずが過去の映像に邪魔される。
あれこれとひっ繰り返していると、片付けルールが浮かんできて何とか見つかる。
次回からはここが映像になる。
直ぐには頭の中の映像は切り替わらないのが厄介なのだ。

「老親の家を片付ける」なんて特集を見ると、私がそのターゲットになっている事に愕然とする。
言われて仕方がない年齢なのだとまたまた「断捨離」に力が入り、探し物の時間が増えている。

今日の写真は夏旅の思い出。

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