スマホ生活の賞味期限

私のスマホアプリは他の人と比べると多い方だと思う。
持ち物を小さく済ませたいと、思うからである。
つまり色々持ち歩きたくない。ひとつで解決したい。

だから、マイナンバーの手続きも早かったし、マイナンバーを保険証として使うのも早かった。
けれど、保険証として対応する病院が少なく、使えない場面が多かった。
普及しない事を何故かと思ううちに、マイナンバーの不都合が次々に発見されて今や国民的問題になり、ついに政府は白旗を上げるようだ。
奨励金まで配って鳴り物入りで作らせた「マイナンバー」の行方はどうなるのか。

薬の管理アプリが統一されずに面倒だ。
2軒の薬局を利用しているけれど、それぞれの薬局で対応アプリが違うのが原因。
kakariとharmoとE-parkがある。
今日、kakariからマイナンバーで過去の薬も全て管理できるというお知らせが来た。
と、思う。
後から見直す予定で見出しだけで携帯を閉じたらその後どこにあるのか分からなくなったので正確ではない。
薬関係も一元化して欲しいとは常々思っている事だった。
ついでに、院内処方と院外処方では価格が違うけれど、私たちはそれを正確に知らない。

薬のアプリに薬のQRコードを取り込むと薬の詳細は良く分かるのに、毎回同じ薬の説明書が添付される。
これも「薬剤服用歴管理指導料」の一環で有料のはずだ。

毎月同じ薬なら同じ紙なのに。余分な紙を持ち帰りたくない。
薬が変わった時にだけ、アプリ画面で説明してくれないものかと思う。
ついでに「お薬手帳」を持っていくのと持っていかないのでは管理指導料として10円から40円くらい高く請求される。

大病院も個別にアプリがあり、それを使うと受付や会計が驚くほど速くスムーズに出来る。
けれど、順番を待つ人の列が減ることは無い。

私世代ではスマホの便利さを享受するにはハードルが高いからだろうか。
高齢者は情報弱者になるしかない。
待合室の列を気の毒に思うけれど、手伝おうと思っても暗証番号が要求される。
誰にでも手助け出来るものではないのもスマホを苦手にしている。
いずれ指紋や目などで確認出来るようになるのではないだろうか。
それまで辛抱強く、自分を助けるツールとして日進月歩のスマホに振り回されるも仕方がない。
航空券もコンサートチケットもウォレットに送信されるのにようやく慣れた。

私の頭が理解できる間はこの便利ツールについて行こうと思うけれど、近い将来それが難しくなったらスマホ一辺倒の暮らしはどうなるのだろう。
恐怖である。

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