廃屋

廃屋を見かけると駆け寄るほどの親しみを覚える。
家族の賑わいがあったに違いないとかそんな感傷ではなく朽ちていく姿が美しいと思う。
今日の廃屋は古井戸までついていた。
多分私が露地を駆け巡っていた時代のものではないかと古井戸のポンプの姿から想像した。
これは感傷ではなく郷愁である。
はて待てよ。
郷愁の先には感傷があるような気もするが。
廃屋に郷愁を持つ平成生まれはいないとおもえば、昭和はかなり遠くなった。

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コメント

    •  山茶花  
    • 2006年 7月 28日

    廃屋・・・これほどにはなってないけど    
     来週から一週間 5年ぶり?で行ってきます。
    月に一度ぐらいは兄が行っているので 住める事は住めるけど。ここ2週間ほど もっとかな お日様が見えないということで 梅雨もまだ明けず いったいお布団は・・・・
    懐かしいやら 億劫やら 田舎の好きな子どもが わが子にも体験させておきたいと思うのはわかるけど・・・
     先日県人会でも 人口の減少と都市集中が副知事から(同期生)話がありましたが 田舎をこんなに壊滅状態にしてしまったのは 日本にとって大きな損失だったと思うのですが

     今岩手 青森 秋田の凶悪犯罪が多いのも これと無関係ではないと思います。自殺者も 岩手秋田でトップ争いをしているのですから。 
     時期首相に 是非 田舎の再生をしてほしいものですが
    夢ですかねえ~

    • skog
    • 2006年 7月 28日

    山茶花さん  こんにちわ
    5年ぶりに行かれるのはご両親が住んでいたお宅ですか。
    本当になつかしく、億劫ですねえ。
    誰も住んでない家は、この辺の別荘も荒れ放題です。
    田舎に仕事がないと住む事にはなりませんよね。
    Iターンを薦められても仕事がある事が大事でしょう。
    田舎から都会の大学を出て、そのまま就職が地方の余裕の在る家のコースでしたから。誰も住まない「故郷のわが家」は段々増えているのでしょうね。
    家を守るのは経済的、体力的に大変です。子供の高齢化でますます廃屋はおおくなるでしょうね。
    住宅に困っている方も多いのに、何とかなりませんかねえ。
    お気をつけて行って下さい。

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