空想旅行 ‐ 現実逃避？｜紅葉シーズンに向け思いを馳せる

この写真は、今年7月に礼文島のウスユキソウ群生地に行った時のもの。
今年8月上旬の北海道はとても寒かったらしい。
礼文島を訪れた7月5日は「珍しく晴れた」と言われる日で、準備した防寒着が邪魔になるほどだった。

うすゆきそう

予定が詰まってカレンダーがつぶされていくと、息苦しくなる。
そんな時は、パソコンの中にある写真をパラパラと見ていると頭の中に『スーッ』と風が通る。
その内、心はここにあらず空想旅行に出かけてしまう。
次に出掛けたいと思い描いている場所のルートを考える。

今年の春は桜を追いかけた。
10月になれば紅葉シーズンが始まる。
果たしていけるかどうかは分からないけれど、今年の紅葉は知床半島が目標の地である。

現実に戻ると、何種類かの果物をタッパーに納めてギラギラした太陽の下を姉母の病院まで車を走らせる。

琵琶湖大橋
びわ湖の西と東を結ぶ、この橋の中ほどに一瞬「ここは何処？」と思うほど美しい曲線が重なるところがある。
40年もこの橋を渡っているけれど、数秒間旅人になれる、一番近くの旅先である。