梅雨時の薔薇栽培管理と病害虫講座

京都は35℃を超す猛暑、冷房のない部屋での講習会は敬遠したいところだけれど、松尾講師に会うと無性に元気が出るので迷わず出かけた。
毎回、満席の講習会の一番前の席をgetすべくopenと同時に入店する。
薔薇の消毒では、以前より何度か話をされていると言うけれど、私の耳を素通りしていた重要な情報は、同じ消毒薬は使えない事。
消毒薬には使用回数が書かれていると言う事。
写真は黒点病に使う薬剤のローテーション
毎回違う薬剤を使用しなければならない。
使用回数の少ない薬剤は葉裏に散布すれば10分で効果がある。
黒点病の消毒薬は、梅雨に入る6月上旬からは週1回の散布が必要、たとえ雨が降ってもそれを散布することに寄って黒点病を最小限に押える事が出来るらしい。
今年は玉ねぎにべと病が多発して多大な被害をだしているとか。薔薇のべと病も今年は多く発生した。
ご存知でしたか、べと病と黒点病の違い。
べと病の黒点は葉脈でとまっているけれど、黒点病の黒点は葉脈に関係なく穴を開けている。
これからは気温が上がるので、うどんこ病とべと病は沈静化するけれど、茎の中にはしっかりと菌がとどまり涼しくなると活躍を始めるので、予防は必要。
薔薇の症状の説明から具体的な薬剤名をあげて教えてくれるので大層分かり易いけれど、全て購入すると福沢さん一人では足りないので、家の薬剤を並べて確認後に購入しようと思う。
松尾園芸では薔薇の2番花が咲いていたので、切り口を見ながら切る位置をチェックした。
ここにいると、私は薔薇のエキスパートになったかのような錯覚に陥るけれど、家に着く頃は講義の内容もおぼろになる。
何故だろう。
暑さの所為にしておこう。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。