北海道の旅2022年 – 旭川市にある2つのガーデン(I邸)

2010年に北海道ガーデンツアーの一番最初にお邪魔した庭がIさんの庭だった。
昨日紹介したH邸はIさんが教えてくれた。
以来、何度もご近所さんと一緒だったりしながら通っている。


お決まりの上野ファームに行った後、電話を入れると気持ちよく受け入れてくれた。
今年も庭にいる時にポツンと雨粒が落ちて「最初の日もこんな日でしたね」とお互いによく覚えている初対面のシーンを思い出した。


私より少し早く介護生活が始まっていたIさんは「庭仕事が出来ないから、荒れてますよ」と仰るけれど、全く変わらない庭があった。
構造物は老築化しても風格になっている。
植栽の上手さだろう。


この石積の風格は年月が醸す味。
初めてのお庭でない限り、庭の中を勝手に動き回ってしまうので、庭主さんが一番見て欲しいと思うところを見逃してしまう事もあるらしい。
親しく成ればなるほど、庭主さんも言いにくいのかも知れないし、私はどんどん図々しくなって遠慮なく庭にカメラを向けた。


I邸の庭は写真でもお分かりのように広いけれど、石を敷いたりパーゴラを造ったり、石積みで囲ったり立体的な庭に造られている。
一目で庭全体は見渡せない。


園路を順番に辿っても途中から魅力的な小道に入ってしまう。
そうかと思うと広く芝生が見えて抜け感のあるコーナーにホッとする。


我が家で1株見つけて狂喜乱舞したアルケミラ モリスがたわわに咲いている。
ここで初めて出会ったのかも知れない。


10年前は、I邸の広い庭が羨ましかった。
けれど、我が家の小さな庭の水撒きに1時間かかっている現実を思うと、もし神様に「広い庭を与えよう」と言われても謹んでお断りするだろう。

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