ガーデン巡り2 T邸 ‐ 岩見沢|MEON農苑 ‐ 千歳|北海道 花紀行 ‐ 4日目
Sさんのご案内でお留守のT邸へ
Tさんは「薔薇に魅せられて」というブログを書いておられるのでご存じの方も多いはず。
車が近づくと遠くからでもそれと分かる佇まいのお家だった。
ヒマラヤムスクが2階の窓まで届いて満開の頃の美しさはさぞかし。
Tさんのブログの写真でご覧いただけます。
薔薇を高く誘引する事で立体感を出して、ガーデングッズの配置で遠近感を演出されていた。
ご主人様が大層器用な方で、全面的なご協力を得られているのでとSさんが説明しながら見せて下さったのがこれ。
普通のストッカーをこのように変身させました。Sさんのお宅のストッカーの変身。
普通のストッカーとは想像できないでしょう。
さりげないアクセサリーや手前に置かれた椅子も風景に馴染みストッカーの生活臭を消している。
オープンガーデンの日を過ぎると、花たちにも休息が訪れる。
そんな時期だからこそ庭主さんがご苦労されているものに気がつく事も多い。
Tさんのお庭も回遊式で家の周りをぐるりと植物が取り囲み、隅々までに行き届いた手入れがなされている。さて、我が家もそうなるのかと考えると、そうはいかない。
キッチンの出口は屋根があり、ゴミ箱があり、使わなくなった植木鉢が転がっている。
これらを全てストッカーに入れて、屋根を外せば木を植えられる事は分かっているけれど、生活するには不便だろうなー。
北海道は滋賀のようなちゃちな屋根は何の役も経たないから、いっそ屋根なしなのではないかと家人と話した。
今日、Tさんに電話で確かめると、その通りと言われた。
「お互いにないものねだりで、他所が良く見えるんですよ」と話はまとまった。
Nさんが私たちの為にサッと庭のテーブルにクロスをかけて、下さった。
縁取りの赤いクロスがとても似合う。
岩見沢には薔薇園や英国風のコテージ等々想像を超える施設が沢山あって、さてどこを回ろうかと選択肢の多さに困ってしまう。
何しろ時間が足りないのだから。
最後に、千歳空港の近くあるに「MEON農苑 ロングパリッシュ」(※現在はロングパリッシュは閉店し、同じMEON農苑内で「ミオンガーデン」というお店が営業されているようです。)という英国アンティーク、インテリア、雑貨のshopに寄った。
MEON農苑内と記されていて、shopの何倍もの素敵な農苑があった。
丁度、雑誌の撮影中で、「私のカントリー 別冊」として10、11月頃に発売されるそうです。
庭の中を水が流れ、大きな木の下はひんやりと涼しい。
森に囲まれて、静かな時が流れていた。
空港に行くまでのひと時、頭の中に詰め込まれたガーデン情報を少し冷まして、現実に戻って行くには最適な場所だった。
お店情報
店 名 | MEON農苑 ミオンガーデン(レストラン) |
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住 所 | 〒066-0068 千歳市蘭越1625-6 MEON農苑内 |
TEL・予約 | 0123-26-2007 |
営業時間 | ミオンガーデン(レストラン) 夏期 10:00~18:00(L.O.17:00) 冬期 10:00~17:00(L.O.16:00) |
定休日 | 夏期4月~10月木曜日 冬期11月~4月水曜、木曜休 |
その他 | 駐車場:有 30台 |
千歳市蘭越1625-6 ※お店及び、ギャラリー・美術館などの情報は記事作成時点のものです。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください |
コメント
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こんばんは。
素敵なご紹介ありがとうございました。
今回はお会いできずに本当に残念でしたが、いつの日かまた、ゆっくりと北海道旅行にお越しくださいませ。
kotone012さん
先日はお留守のお庭に入らせて頂いてありがとうございました。
北海道のガーデンのレベルの高さには驚かされています。
次回はぜひお会いできますように早めにご連絡をさせて頂きますね。