システムと人間

順調に上がった株価にそろそろ警戒心が起こりかけた頃である。
昨日の終値は301円安になっていた。
人間のする事だから、間違いはあるといいたいところですが、飛行機事故もコンピューターの警告を無視した事から起きたという例がある。
それでも、警告を無視してしまうのは、何故か?
警告を無視するのか過信するのか、人間はその日の体調でどちらの気持ちも起きてくるから困る。
61万円で1株の売買が軽く扱われたことはないだろうか。
数字が大きくなるとそれなりに緊張感を伴うが、証券マンが緊張を要する数字ではなかった時は警告を無視してしまい易いのではないかと危惧する。
みずほ証券は「財務や資金繰りに問題はない」とコメントを出した。
問題があっては困るが300 億ちかい損失を問題なく処理出来る事を喜ぶべきか驚くべきか。
ジェイコム株の損失補填に他の株を売ると素早く判断した投資家は一気に利益確定に走るのは当然のこと。
今日の株価は大分回復した模様だが、みずほから売り要因が消えたわけではないからピリピリ相場がしばらく続くだろう。
東証のシステムダウンといい、今回の担当者の誤認といいこの社会のシステムは案外足元が弱いのかも知れない。

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