いのちー2
空木
今起っている事はすべて夢であって欲しいと思う。
現実との間にはかなり隔たりのある心境が「いのち」の限界を知る事のように感じる。
私はギャラリーをオープンさせる事に奔走し、彼はベットの中で「死」と向き合っている。
もう若くはない年令だけど、まだまだ老後は永いと私は新しい仕事に挑戦しようとしている。
それもならずに、2ヵ月間抗癌剤を続けると云う過酷な治療に臨む友人にかける言葉もない。
明日迄は梅雨の中休みが続くらしい。
オープンの日は土砂降りかもしれない。
「それが何よ」と気にもならなくなった。
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