本間明子個展|旧大津公会堂|10.4mon-10.6wed|大津市
skogで大変お世話になった本間明子さんの初めての個展のお知らせです。
「HOMESPUN」とは、原毛から手染め、手紡ぎ、手織りによって仕上げる贅沢で暖かな毛織物のことです。
そして人を温めるものです。
少しの手入れで長く使え、最後は土に返せるというエコでもあります。
本間さんは、長くHOMESPUN携わり、時にイギリス、時にフィンランドと出かけて、現地の仕事を見てきました。
HOMESPUNは、根気のいる仕事です。
手染めされた原毛は、糸より機にかけて、糸をねじり、風合いと強さの加減を施して漸く織機に架けられます。
織機と言うと、ドンドンバタバタと織るものだと思っていましたが、機械の織機と違い手織りでは、静かに優しくふんわりと織るものなので、すべての行程を一人で行うには膨大な時間を要します。
この仕事は、常に平常心でいなければ満足のいく作品は出来ません。
今回はHOMESPUNだけでなく、糸を編む、フェルトに加工するとその先までの作品も展示されます。
個展に向けては、数年の時間を費やして、準備されたようです。
コロナ禍が未だ収まらず、準備中もさぞかし不安だったのでは思いますが、毎日きちんと手を動かす日々で作品を創り上げて来ました。
私もとても楽しみにしています。
初日に駆けつけようと計画しています。
皆様も是非お出かけ下さい。
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