夏のくらし・モノ展準備編-7
昨日3D作品でご紹介しました桜のネックレスですが、3Dの行程が理解が出来ませんでした。
それで、菅原さんにお尋ねしましたら、
パソコン内でジュエリーデザインのデータを作成し、3Dプリンターという機械で立体(樹脂)に造形し、出来た形をもとに型を作り、金属を流しこみ鋳造します。
鋳造後は磨いたりメッキしたり等の細かい仕上げをしなくてはいけないので、彫金の技術も必要です。
3Dプリンターでそのまま欲しい材料に形作れる素材も現在はあるみたいですが、金属にする場合はまだキャスト(型を作り、金属を流し込む)の工程が必要です。
大手の3D会社では、そのまま金属にも出来るようです。
左右対称の細かい作品とかを作る時に3Dの技術が便利なので、数年前に私も勉強しました。
というご返事でした。
便利な世の中と言うか不思議な世界ですね。
作品はひと足早く、明日搬入されるそうですので楽しみです。
菅原智子さんのHP→☆
置物より少し小さいガラスのリンゴに、彫金で天秤を作りネックレスやピアスを作りました。
・ガラス作品 (バーナーワーク)
ガラスは全てアメリカ製の耐熱ガラスを使って制作しているため、酸素も使って2000度位の高温で溶かし成形します。
従来のガラスより軽いので、アクセサリーに向いているガラスです。
指輪の中でキラキラとしているのは特殊金属(プラチナなど)の入ったガラスを組み合わせて輝かせています。
今回このようなキラキラしているアクセサリーをたくさん出品する予定です。キノコやお花の入ったアクセサリーも出品しますが、本物が入っているのではなくガラス製です(←時々本当の花やキノコを閉じ込めたのかと質問されます)。
・琵琶湖産淡水パール
琵琶湖の波打つ雰囲気を、シルバーと貴重な琵琶湖淡水パールで表現しました。
前回のskog企画展にご出展された折に、大津市の神保真珠展さんがおいでになって、淡水パールをご提供下さったそうです。
シルバーで薔薇やリーフも作りました。
菅原さんは東京の展覧会がskogと重なり、今回は在廊されませんので、詳しい説明を文章でお寄せになりました。
それで、一足早くBlog上でご紹介する事になりました。
沢山の方に見て頂きたいのに在廊出来ない残念さが伝わる文章でした。
是非、企画展中、比良にお運び下さいますようお待ちしています。
夏のくらし、モノ展
期間 2015.6/19(Fri)-6/23(Tue)
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