巨大都市東京

1年ぶりの東京は台風の接近前で、小雨がぱらつき足元の悪い日になった。
いつもの旅行気分を振払い、来年スタートさせる私の新規事業??の研修という名目をもって上京してはみたが…。
私の新規参入は雑貨、ギャラリー、のどこに分類するのかすら定かではない、インテリアショップというには大袈裟すぎるが、とに角家の設計は始まっている。
ハード部分は家人に任せても、内部のソフトは私に責任がある。
と、いっても昨日迄の主婦がいきなり何をするのといわれるくらいに無謀な計画である(らしい)
少し前なら「今更」といわれる年令にあるが、人生は長くなった。
趣味の生活は「その内その内と思う時が華」で思うほど楽しいわけではない。
人生二毛作を夫婦で楽しむというと聞こえはいいが要は「退屈」が苦手なだけである。
「好きこそ~」と楽しんでしまおうと考えている。
書店好きはどこに行ってもつい覗いてしまう。各地にご当地物があるからついついと寄り道がはじまる。
さすがに東京は違う。

「災害時帰宅支援本」という地図が平積みされている。
折しも大型台風は接近中でニューオーリンズの水害は生々しい。
東京に住所を持っていないのでこの本がどれほど支援してくれるのかは分からないが、東京は巨大過ぎる。エネルギーがこの都市に集中している。
東京を離れて5年になり、地方に慣れた身には人間の数と昼夜の区別もないような大都会に違和感を感じてしまう。
京都や博多にはない恐さがある。
一時いわれていた首都移転の話は消えている。一局集中の大都市の危機管理は地震、災害にアメリカを例に出す迄もなく皆分かっている。
日本に貧富の差がはっきりして来たように都市と地方の差もますます顕著になっている。
久しぶりの東京で足に豆を作って歩きながら、交通機関を使う度にドキドキとしてしまった。
すっかり田舎者になったのかも知れない。
それが幸せと琵琶湖の畔に帰った。

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コメント

  1. 研修ですか~。大変ですね。
    夢に向かってがんばってください。
    skogさんが離れていたせいだけではなく、いくら慣れても、東京は疲れる街だとボクは思いますよ。
    台風一過の今日の東京も暑かったです。。。

    • skog
    • 2005年 9月 09日

    オーhoddyさん 疲れる街でお暮らしでしたね。
    東京は「早く逃げ出して下さいよ-」と言いたいくらいの過密都市でした。田舎の友達も東京で就職するともう帰れないといっています。確かに便利ですが、季節も不自由さも生活には大事だと田舎に暮らをして思っています。リゾートも大都会も温泉もたまに行くのが値打かな。

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