企画展までもう少し

来週は企画展「織り布のリズム・フェルトの彩」が始まり、前日の木曜日は久しぶりの緊張でカチカチになりそう。
今回の企画展、織布の方は3人とも初参加です。
北村迪子さんの経歴
◇フィンランド国立フレデリカ・ベッテルホッフ工芸教育大学の織物科を日本人で始めて卒業
◇カワシマ・テキスタイル・スクール専任講師
ロンドンでの研修を経てアトリエTilkku設立
モノ作りの時間は無心になれると作家さんはおっしゃるけれど、作り始めるまでに考える時間は長いそうだ。
そうした時間を経て作られる作品にはパワーがありますね。
テーブルクロスですが、タペにされる方も多いとか。
手織は「鶴の恩返し」でお馴染みですが、機械に仕掛ければ自動的に出来るものではありません。
カタン、カタン、カチンと音を響かせて出来上がります。
今年は特別に寒い日が続き、北村さんのアトリエの周りも白一色になりました。
そんな風景の中でカタンカタンカチンと織られた作品を、どうぞご高覧下さいませ。
森下泰子さんは北村さんにご紹介して頂きました。
その時に、サンタクロースやもみの木の模様を織り込んだ作品に、一目ぼれしました。
その場で交渉して今回の企画展にご参加して頂きました。
これは、今回の企画展用の新作です。
つづれ織りです。
横糸だけで模様を表現するのですが、タテ糸の上に横糸で絵を描くように仕上げます。
大変、手間のかかる作業です。
今までの作品は数け月から1年をかけて仕上げているものが多かったそうです。
今回skogの展覧会に小さな額装でご参加頂きました。
DMの写真はこの作品です。
前に立てば、童話の世界に引き込まれるようです。
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