倍速で過ぎる毎日

椅子に座る時間がない。
一日が束になって過ぎて行き、1週間が、ひと月が季節が早く過ぎていく。
紅葉鑑賞も、姉母の介護も、庭仕事も同じ時間の中で過ぎていく。
姉母は、歯茎が痩せて入れ歯を痛いというようになった。
藤本先生の往診でホッとしたのも束の間、翌日には裏打ちを自分で外して周囲を振り回している。

家人はシ-ティングア-バーの補修をしている。
木材が脆くなったのでサイドを鉄で作り替えて、ペインティングするとまたしばらく使えそうになった。
次はもう壊さないといけなくなるかも等と思うと小さな庭でも負担になる。
今年は庭の土をかなりの部分で入れ替えたのでフカフカしている。
ここにチューリップの球根50球とビオラ50ポットを植え込み、種まきした「オルラヤ」を土の上に植えた。
全部はつかないだろうけれど、どのくらい着くのか楽しみではある。

クレマチスを植え替えるのに馬のたい肥を求めて朽木村まで走って紅葉狩りに発展したり、歯科検診に行くと柿の里に柿を求めて足を延ばす。
だから、いつも時間が足りない、直ぐに日暮れてしまう。

藤本歯科の近くにある古民家cafe「古良慕」のランチのうわさを聞いていたのでついでに寄った。

見向きもされず、解体を待つばかりの古民家。
そこに眠る“古いものたち”の魅力をもっと知ってもらいたい。
そんな想いで「島村葭(よし)商店」の5代目、
島村義典さんが立ち上げた『喫茶古良慕』。(しがトコ)

ランチの時間には遅い2時近くの訪問だったけれど、満席だった。
歯科を出た時に電話で予約していたけれど、到着と同時に「ランチ終了」の立て看板が出された。
子供の頃に生家で見たようなガラス戸で仕切られて、古材倉庫の一隅にいるような感じだ。
ランチは可もなく不可もなし。
もう少し、工夫の余地あり。
但し、コーヒーが美味しかった。

大急ぎで帰ったけれど、庭は陰り冷たい風になった。
庭仕事を諦めて姉母の為に加湿器を捜しに行った。
帰る道すがら、大きな月が低くかかっていた。

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