年賀はがき

年賀はがきの抽選日も過ぎた昨夜、家人が当選番号の確認を始めました。
例年は私がやっていたのですが。
2、3枚も見ると漏れなく切手シートが当たるはず。
暫らく様子を見ていましたが一向に当たらない様子です。
最後の1枚まで見て「シートが1枚当たってた」
と、いうではありませんか。
確かに去年あたりから当たりは少なくなっていました。
2桁から数枚になりつつあったのは確かですが、1枚だった事は記憶にありません。
朝、郵便局に行くと窓口で「2等にあたりました。どうすればいいのですか」と言う声が聞こえました。
振り向くと、かなり高齢の男性がゆっくりとした動作で局員に話しかけていました。
2等はカタログから好きなものを選ぶらしく、カタログを渡して好きなものを選んでくださいと説明していました。
「ホ、ホーッ 春から縁起がいいわい」
と、手も握らんばかりに感動する私の横で「カタログは少ないので返してくださいね」と念をおしていました。
郵便局では慣れているのかもしれませんが、切手シート以外が当たった人を見るなんて嘗てない私です。
1億円の宝くじを当てた人を見るように珍しい風景でした。
せめて「おめでとうございます」くらいは郵便局も言ってあげたら?
家人は慎重で丁寧な人ですがそこに欠点があるのか幸運が横を通っても気づかぬ事のある人ですので、帰宅するなり私も縁起に預かろうと年賀はがきを見直しました。
やはり、切手シート1枚に変わりはありません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

skogBLOG内の記事検索

カテゴリー

過去の記事

生活・文化の情報収集

ブログランキングで生活・文化関連の情報を収集できます!
ページ上部へ戻る