姉母93才誕生日|海津大崎の桜
13日の金曜日は姉母の93才の誕生日だった。
午後からは、リハビリの先生が見えるので夕食に「お寿司を食べに行こうか」と話し掛けると姉母の顔が輝いた。
最近は表情も乏しくなっていたけれど、明らかに喜色が浮かんだ。
外出の好きな人だし、変化のない日々だから小さな変化も嬉しいのだろう。
金曜日の夜の「回るお寿司」の店は混んでいた。
車いすをカウンターに差し込んで好きなものをオーダーしてあげると。「トロ、トロ、大トロ、ヒラメ、エビ、トロ」トロばかりが続くのはトロは血液がサラサラになると信じているかららしい。
ずーっとそうして結果も出てるのに、オーダーはいつも同じ。
今度が最後かも知れないからと言いつつ3回目になる。
今年は「最後になるかも」とは言わないようにした。
88才と90才は盛大にしたから次は100才を狙ってみようか。
それを過ぎたらギネスを狙おう。
何処に出かけても、姉母を着替えさせて寝かせる時間は決まっているので、帰りの時間は早くなっている。
富山からの帰りに海津大崎を通りかかると、車規制が終わったばかりのようで通行出来た。
海津大崎は早朝に来ても規制が厳しくはるか遠くに車を停めなければならないし、悪くすると駐車場さえない。
それが車の通行できる時間に行き合わせたので数年ぶりに桜の下をそろそろと通過してみた。
海津大崎は琵琶湖の北にある桜の名所で開花時には、大津市内も渋滞の影響が出る。
憎い桜ではあるけれど、流石に綺麗だった。
琵琶湖の湖面に桜の枝が伸びているので、船からの鑑賞も有名な桜だ。
おまけの桜鑑賞が出来た。
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