• 2011.4.19
• 日常生活
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引っ越し

家人が比良で一人暮らしを始めて数年経った。
どうやら落ち着いた生活のようで、帰ってくる気配はない。
私も一時比良に住んだ事があるけれど、寂しくて早々に坂本に帰ってしまった。
その時の唯一の家財と言えば私のベッドだけ。
比良に行ったり帰ったり。
ベットは分解できるがマットレスだけは折り畳みにもできず、動かすのはかなり負担になる。
それで、ここ数年私のベッドは1Ｆリビング横の和室に入れていた。
冬は暖房が効き、夏は涼しくて中々居心地は良かった。
この部屋は庭に面しているので朝、すぐに庭を見れる楽しみもあった。
と、言う事は庭からも見えるので何かと具合の悪い季節になってきた。
この和室は壁を取っ払って、洋間に変えようと計画していたが、そうなると我が家からはひと部屋の和室もなくなる。
それで、どうしたものかとグズグズ考えていたので、ベットの行き先もなかなか決まらなかった。
今回の震災が動機ではないと思うけれど、なんだかそれほどの工事をするエネルギーがなくなった。
ベッドはあっさりと2Fに上げて和室の畳と障子を新しくして気持ちの切り替えをしようと思う。

私たちの寝室には娘がきなこと引っ越したので、一番日あたりのいい部屋を娘に譲ってもらった。
中々寝心地の良い部屋で気に入っている。