小説吉田学校 ‐ 戸川 猪佐武|(出演)森繁 久彌、 芦田 伸介(監督)森谷 司郎|定額給付金
今日は一日中テレビは国会中継を映していた。
けれど、週末寒波が予想されているので今日は、大事な庭が私を待っている。
時々家に入った時だけ、論争を聞いていたけれど、与党がここまで頑張る理由が今ひとつ分らなかった。
昨日、橋下大阪府知事が年収制限を設けて給付金の残りはその執行の為に臨時職員を雇用したり、公共事業で景気を刺激したいと発表していた。
2兆円ものお金を国民全員に一律給付する事と比べれば、景気浮揚策としては生かされると思っていたけれど、今日の鳩山総務大臣のいかにも官僚的な話を聞いていると、本当に国民から乖離している。
この愚策を取り下げる勇気があれば、浮かぶ瀬もあろうにと思うのは私だけではないはず。
今私が読んでいる「小説吉田学校」は戦後混乱期と平成の今と政治が重なって読める。
戦後の混乱期、政権争いに汲々とする政治屋。
背景は戦後の混乱期、政党は保守大連合で進んでいく。
この本に登場する政治家の名前を私は皆知っている事に自分で驚いている。
子供の私が記憶できるほど、政権は長く続いたと言う事もあるが、日本が復興していく過程に強いリーダーがいたと言うことかもしれない。
平成の大不況時に任せられる政治家がまだ見えない。
小説吉田学校〈第2部〉党人山脈 (人物文庫)
小説吉田学校〈第3部〉角福火山 (人物文庫)
小説吉田学校〈第4部〉金脈政変 (人物文庫)
小説吉田学校 (第5部) (人物文庫)
小説吉田学校〈第6部〉田中軍団 (人物文庫)
小説吉田学校〈第7部〉四十日戦争 (人物文庫)
小説吉田学校〈第8部〉保守回生 (人物文庫)
コメント
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国民給付金。全く同感。この頃の政治家はアホが増えましたね。渡辺と橋下が光ってみえます。
fさん
衆議院予算委員会を見る気もなくなりました。
あーー解散して欲しい。