福井-恐竜博物館と桜
春うらら展 2015/4.17~4.21
桜には恨めしい雨が、時折期待させるように上がったり、期待すれば裏切るように降る、一日だった。
恒例のご近所さんの旅行は、仲間の一人が現役で仕事をしている福井市と決まった。
正月の宴会時に、恐竜博物館は絶対に来るべしと、強いお誘いがあったのでそれに応えたものだけれど、行くからには桜の咲く時にと欲張りな計画を立てた。
福井県勝山市にある恐竜博物館は、恐竜に関する国内最大級の博物館で、恐竜の骨格は42体もあり、ジオラマや映像を見る事も出来る。
年間入館者数は福井県の人口80万人に匹敵するという。
音声ガイドを聴いて回れば4時間はかかるだろうといわれる。
たまたま、学芸員さんにお話しを伺う機会があったので、チョット質問をした。
「恐竜の寿命ってどの位?」「種類にもよりますが3,40年ってとこですかねえ」
「根拠は?」
そこから驚くべき情報を得た。
「そもそも、恐竜は鳥類に属します」と言う。
そういえば恐竜は卵で生まれてくる。
それから推測して寿命を読んだとの事。
一つを知ると次に興味が湧くというもの。
遠方に雪を頂く山が見える。
その前に丁度満開を迎えた桜が数キロに渡り、並木を作る。
雨に打たれても、まだまだ踏ん張っていた。
明日にでも強風が吹けば、はらはらと桜吹雪を楽しめるものを、そう都合良くはいくまい。
九頭竜川には鯉のぼりが気持ちよさげに風に揺れていた。
私たち以外には花見客は誰もいない。
いい風景だった。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。