姉母から半年ぶりの電話がかかる|きなこの留守番

携帯が鳴った。
電話の主は、姉母?
昨日まで、いや先ほどまで携帯電話のかけ方を忘れて、家人がレクチャーしていたと言うのに。
いきなり、半年前を思い出す大きな声で
「私の着替えを男の子に頼んだの?」と。
どうやら今日の夜勤は若い男の子だったらしい。
1日に入所して今日は4晩目、毎日色々と問題があって昨夜初めてすべてが上手くいったというところなのに。
若い男の子が夜勤をするという事が伝えられてなかったらしい。
毎日、人が入れ代わり立ち代わりなので、緊張する事もあったと思うけれど、今日の剣幕はもの凄かった。
事務室に連絡しても、驚いている様子だった。

姉は時間をかければ自分で更衣は出来る。
見てると思わず手を貸したくなるけれど、グッと我慢して一人で出来る事を優先した。
施設としては、見守りと言うより少し手を貸すとスムーズに出来るので手を貸していたようだ。
私が「一人でさせて下さい。30分くらいしたら見回って下さればいいです」と言っても転倒させてはならないと余計に心配になったのだろう。

私と事務所との電話中にナースコールが鳴ったとか。
姉母が隣の部屋に相談に来ていると知らせが来たらしい。
自室のみ伝い歩きしている人が、歩行器を押して隣室まで出かけたり、私に電話をかけたり、もの凄い力を発揮したものだ。
ビックリしたけれど、姉の力がついている事は少し嬉しい。

今夜トイレコールを押さなくて転倒されては困ると、施設では気が気ではないようだ。
夜間は一人体制なので、男性はダメだという事は通らない。
幸い姉母は、一人でトイレは出来る。
終わったらコールを押してベッドへ誘導して頂けばいいのではと提案した。
その話を受け付けない場合は、私が出かけて説得すると言う条件で施設との電話を終えた。
未だ電話がかかってこないところを見るとどうやら折り合ってくれたらしい。

今日から姉母の主治医になって下さる先生にお会いした。
この半年間で、初めてまともな先生にお会いしたような気がする。
姉母の一番心配な腎臓を専門とされているとお聞きして、安心した。
丁寧に絵を描いて説明して下さった。

食堂に行くと姉母と同じテーブルにおられる方々は明るいセーターに薄化粧で感じのいい方ばかり。
見学の時に高得点を付けたとおりのようだ。
もう少しで慣れてくれるといいけれど。


きなこの留守番が続く。
穴あきボールにおやつを仕込んでおくと食べようと懸命にかじりついている。
きなこも受難な日々が続いている。


神戸のパティシエによるクリスマスケーキ

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