師走の久住

満願寺温泉の朝はどんよりしていたけれど、10時を過ぎてようやく太陽が出てきた。
今日のドライブは九州横断道路から湯布院に抜けるコースを選んだ。

長者原まで来ると高校の頃にキャンプをして良く登った星生山と硫黄山が見え始めた。
久大線の電車に揺られてくたくたになって来た場所は車でひとっ走りの近さだった。
夢の大つり橋がここから近いので、姉母と家人の為に少々寄り道をして橋を見に行った。
この橋のおかげで九重町は潤い、中学生までの医療費が無料になったとか。
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風もなく穏やかな天気だったので、姉母も家人の手を借りてこの橋を渡り、大満足をしたようだった。
橋の上には九重町の方がたくさん立っていて橋の安全に気を配っている。
数年ぶりの湯布院に入り、今日の一食として選んだ「たけお」は都合よく座われた。
次々に来られるお客様で狭い店内は常に満員状態。
ネットで検索すると、ここほど評判の悪い店はない。
確かに無愛想を絵にかいたようなお店ではある。
それでも我慢して食べるに値するたけお丼だ。
と、思っていた。
今回は違った。
別に香水をつけて追い出されたわけでもないし、子供連れで追い出されたわけでもない。
味が落ちた。
これは決定的に悪い。
明太子もおつくりも、ニラもなかった。
観光客の一見さんばかりではないのに、これは頂けません。
残念ながら最後のたけお丼となった。
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