富有柿の里-岐阜県本巣市

母が一番好きな果物は「柿」だと知ったのは母の晩年の頃だった。
その頃私の中では柿は特別好きな果物のランクには入ってなかったけれど、最近は柿の美味しさに目覚めている。
他の果物に比べると安価であるし栄養価も高い。
関西に住むと周りを見渡せば柿の産地ばかり。
奈良、和歌山、岐阜がある。
特に富有柿の発祥の地は岐阜県である。
先日テレビで岐阜県の本巣の富有柿情報が流れていた。
距離は我が家から13okmくらいなので、本場の富有柿の畑が観たくなって出掛けた。
昨日と違ってポカポカ陽気で車の中は冷房を入れた。
途中の山は紅葉して秋らしい風景に変わっているのも嬉しかった。

産地に行くと販売所が沢山あるのでどこに行くか迷う。
NETで口コミ件数をチェックして評判の良さそうな所を選んでナビをセットした。

選んで行った先は「丸金青果」さんだ。
広い駐車場と、品薄になると畑直送の柿が足されると言うのにポイントがあがった。
どれほどの混雑かと覚悟をしたけれど、拍子抜けするほど空いていた。
この時期は8時半から営業されるので私が着いた11時半は空く時間だったようだ。
量り売りとされた柿は在庫が少なく、選びようがないと失望しかけたところにコンテナが到着してわさわさと箱を充たしてくれた。
形の悪い柿たちが量り売りに回される。1kg300円と箱に書かれている。
俄然元気を取り戻して大きな柿を選んでいると、近くで選んでいた人から声が掛かった。
「ここは量り売りだよ。大きいのを入れると直ぐに重くなるから注意してー」
どうやら私の事らしい。
皆が私の篭が気になるらしく今の状態で量りにかけようと言い出す始末。
ならばと量りに載せると4kgだった。
周りの人は目安がついて安心したらしく、またせっせとかごに柿を詰め始めていた。
これで1200円小躍りする私に店の方はもう2個選んで載せたらいいとサービスしてくれた。
喜びすぎて写真が1枚も無いのは残念。

近くに在る「道の駅パレットピアおおの」に移動した。トップ写真
この道の駅は「鮎」を食べに来た時に偶然出会った道の駅だけれど
私はかなり気に入っている。
それは果物が豊富にあったから。
芝生の広場は子供たちが走り回れるし、簡単にお昼を済ませる所もある。

広い駐車場はほぼ満車で富有柿は完売していた。
柿農家に先に行ったのは正解だ。価格も安価だった。但し自宅用である。

渋柿は残っていた。

農家さんの渋柿を家人はまたまた買っていた。
蜂屋柿と言う品種で市田柿に比べるとかなり大きい。
干した後も黒くならないと聞いて家人は再びの干し柿作りにチャレンジしていた。

そういえばこんな柿もありました。
1個 1000円也

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