ナイルの旅ー5

ツアーの旅というのは大盛りのサービスで有名なところは見逃さず盛り込まれていて都合が良い。
でも、時間は充たされない。
一度行けば様子が分かるので、多分2度目は個人旅行でも大丈夫。
カイロ市内はツアーでは物足りない。
千の塔の町にアザーン(祈りの時間を知らせる)の朗々とした声が町の方々から上がる。
ここは2~3日滞在して歩いてみたい町である。
出国前に心配した両替はスムーズに出来た。
トーマスクックの窓口が一番空いているのでここぞとばかりに1万円を差し出すと、すげなく「next」と告げられた。
隣の窓口では1ポンド札を少し入れて上手に換えてくれた。
滞在中、水、ジュース、トイレで¥13000円を両替した。
買い物はドルが強くハーン.ハリーリのバザールはドルだった。
私の財布を覗き込んで、たまたま持ち合わせたユーロがあると、それが良いと値打ちのある方をよく知っている。
持ち合わせのティシュまでねだられた。
海外の楽しみは市場にある。
買い物は英語、日本語がかなり通じる。
以前から欲しかったモロッコのスリッポンがゴロゴロとあるのだけれど、価格が全く分からない。
高いところに吊るしてあり、手に取ることも出来ず、時間も無い。
それでも欲しい目つきを私はしていたらしい。
すばやく下ろして見せてくれた。
「いくら?」「45米ダラ」「ガリガリ(高い高い)」
「いくらで欲しい(日本語)」「3ダラ」
「No.no.no.7ダラ」「No.no.no3ダラ」「6ダラ」「3ダラ」「5ダラ」
「No.sunkyou][Ok.3ダラ」
45ダラから3ダラまで2分ほど。
カイロは宗派の区別無く契約社会で7世紀には小切手を使い商業で栄えた町らしい。
商人のたくましさと情熱が商魂になってこちらは「騙されるに違いない」と構えてしまう。
スリッポンを¥400くらいで買えれば他を少々失敗しても良かったのだけれど何しろ時間が無かった。

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