なんて寒い一日

比良八講は八荒ともいわれて、寒気団の荒れ仕舞いとも言う。
滋賀県民は比良八講を首を長くして待つ。
明日がその日で予想気温は10℃。そして明後日は16℃の予想が出ている。
一夜で気候が春へと進む。
そういう節目の日があるので、3月も半ばを過ぎるとつるべを手繰るようにその日を待ちごがれる。
その所為か昨日、今日の寒さは特に応えた。
時折横殴りに氷雨が降り、突風が吹く。
そして週末はお約束の雨。
庭に面したガラス戸越しに苗の状況を確認すると、水仙が一気に背を伸ばしていた。
この鉢はクロッカスや水仙、チューリップをミルフィーユのように植え込んで今か今かと咲くのを楽しみに待っている。
クロッカスが漸く咲きそろった頃に、チューリップの葉が上がって来た。
そして、後から出てきた水仙はチューリップを追い越した。

「待つのは半年、咲くのは3日」と言った友達の顔をこの季節は毎年思い出す。
言った本人は忘れているだろうけれど。
P1130443.JPG
これは花師匠からの頂き物。
師匠はこのチューリップを買った覚えはないと言う。
けれど、このチューリップは師匠の庭にも花友の庭にも咲いているの。
園芸店が間違えて発送した事になっている。
それでいい。
チューリップに罪はない。

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