作家訪問ー酒井治子

11月の企画展に参加される酒井さんを瀬田のご自宅にお訪ねした。
玄関前の植え込みに目を奪われた。
シックなイギリス風の建物に庭がしっくりと添っていた。
こういう玄関に出会うと、チャイムを押す前からテンションが上がってしまう。
酒井さんはフェアアイルニットやシェットランドレースの作家さん、
シェットランドレースはスコットランド北西部シェットランド島由来の羊毛の極細糸で編まれたレースのこと。
海に囲まれたこの島の過酷な環境で育つ羊がふんわりと柔らかくて軽く、細く紡いで編み物に適した羊毛を生み出す。
シェットランド・レースは精細で凝ったレース編みの代名詞として、高い信頼と憧れの的になっている。
酒井邸の居間はスコットランドにいるような錯覚をする。
酒井さんはリネンのロングドレスにシェットランドレースをふわっと羽織って迎えてくれた。
建物、室内とも治子さんのお好み通りにしましたと、横からご主人の嘉信さんが付け足す。
嘉信さんは彫刻の作家さん。
階段に飾られた作品
横の家は陶器で、自宅の塀を手作りした時に囲い板の頭にこの家を載せたのだそうだ。それからミニチュアの家を作ることもしているとか。
この可愛い家は治子さんの作品と一緒に展示されます。
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