土地の契約

厚い雲がたれ込めた朝方と違い午後には太陽が顔を出した。
本契約が終わり、今日中に司法書士さんが法務局に登記に行って終了になる。
山の土地の購入は結構むつかしい。
去年は大失敗をした。
不動産やに案内されて行くと「とこんな所に住めたらいいね」と思い続けた土地で、案外安く買えるという。
ずーっと思い続けた土地だけに、直ぐ契約をした。
基本設計の段階になって、不動産やに依頼した土地の図面が「何の、かの」といっては遅れる。結果的には「農地転換」より難しい「農業振興法」の、しばりがあり、役場を通して県の認可が必要な事が分かった。土地の形態は更地である。そのような土地の認可は無理なようで、未だに空地である。
半年かけて、契約金、違約金、設計料を回収したが、その間のストレスは家人の数kgのダイエットのおまけ付きになった。
過去の経験から不動産やの付き合方や、契約の仕方等々学んだ積もりでも、この土地と思うと「思い」の方が先走り、後になり何か変と思う事がある。
小さい事ほど気にかかる。
例えば不動産売買に必要な重要事項の説明は「宅検免許を示した上で説明をする」はずであるが、自然な形で「では説明します」と言われると、「免許証の提示は?」と聞く事を忘れている。
今まではこちらが気付かなくても、相手の方が提示していた。先述の業者でもそうした。
昨日、不動産やにその事を聞いたら、誰が説明しても内容に間違いがなければそれでいいのです。的な説明で、知らなかったら宅検免許の取得者の意味がない。
この土地については、業者より役場の方が役にたちそうなところから、何度か役場に足を運んでいるので、業者より土地に重点を置いた。
山の土地は、道の作り方、水、ガス、電気、土地の地質等々開発団地とは全く違う仕様である。
私の土地も片方は町道、片方私道の角地である。水は町道に引いているし、ガスはプロパン、電気は関西電力がきている。浄化槽を自分の敷地に持つ費用が余分にかかるが志賀町は助成があるらしい。
来年の春に大津市に合併されるのに伴い、土地の売買が規制される事から土地は現在買い時と判断したが、今後近所に家が建たないのはいいような、寂しいような。
先に写真でお見せした土地は目の前に大きな桜の木があり、琵琶湖の眺望が半減される。
土地の持ち主は、登録住所に存在せず、連絡がつかない。道路に出た分は始末しても大きな桜である。近所の人の楽しみでもあるらしい。私も桜狂いであるが、3階建てビル以上に背が高い。今後この桜をめぐる悩みがでて来そう。
今日までの費用
土地  65坪 ¥4,680,000
司法書士費用 ¥54,920
来週から建築士と家の設計に入る。
ガーデニングを楽しみにしているが、ガレージと進入路で庭はかなり狭くなる。
彼らがどんな知恵を出してくれるのか、楽しみにしている。

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