ミシン仕事|マスクを縫った – Stay Home

大決心をして押し入れからミシンを出した。
中学校で挫折して以来、針仕事は苦痛の何物でもない。
我が家は何時の間にか、家人も娘も裁縫箱は個別もちで私にボタン付けの一つも頼んで来ない。
周りは得意な人ばかりで何の不自由もなかったのに、なんで今更。
それは「マスク」のせいだ。



“Stay Home”期間、ご近所さんはひたすらマスク作りに励んでいた。
お陰様で私も「アベノマスク」が届かなくても一向に困らなかった。
話を聞くとマスク作りには、はまるらしい。
そんなに楽しいのなら、やってみるかと押し入れから娘のミシンを持ち出した。
“Stay Home”は私をミシンに向かわせるほどしんどいのだ。

先生にはマスク作りのベテランさんが付きっ切り。
悲しいことにミシンの糸通しだけで1時間くらいかかった。
糸通しに比べると縫う仕事は楽しかった。
型紙は小さいし、ハンカチ1枚で2個のマスクが出来るくらいなので場所も取らない。

最近はタオルハンカチが主流なので使わなくなったリネンハンカチを材料にした。
2枚作るのに4時間かかったと言えば笑われるだろうけれど、いつもなら途中で投げ出すのに、教え上手のご近所さんのお陰で完成した。
どうやら、ミシンの針が進むのは楽しいと経験のどこかで知っていた。
けれど、型紙がどうの、待ち針を打つ、チャコで正確に線を引くこと、端っこを丁寧に縫う等々を厳しく教えられた中学家庭科に問題があったようだ。
教え上手な先生に出会えば、私だって・・・・と思えるミシン記念日になった。

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