昭和恋しや
NHK朝の連続ドラマ「ブギウギ」を見ている内にすっかり感情移入してしまった。
淡谷のり子や笠置シズコの唄は当時はラジオから流れていたかも知れないが記憶にない。
淡谷のり子は怖いおばちゃんで、笠置シズコは騒々しいおばちゃんと思っていたと言う事は映像を見ているから10代になっていたのかも。
淡谷のり子の「ブルース」はいつの間にか私の脳裏にすり込まれていた。
最近になってCDを買って彼女の若かりし頃の美声に聞き惚れている。
そして、段々肩身が狭くなりそうな「昭和時代」が恋しくなった。
比良の「ほっとすてーしょん」が恋しくなって出掛けた。
つまり、ここは昭和が残っている。
手間をかけて創った滋味なおかずが詰まっている「里山弁当」も昭和の味だ。
揚げ物主流の中で里山弁当は体にも心にもパワーをくれる。
灯油ストーブの上で薬缶がチンチン沸騰している。
失礼ながら豪華な装飾は何もないけれど、小さな花瓶に活けた菜の花が愛らしい。
そして何よりも作り手が優しい。
時間があれば顔を出して親しく声を掛け合える。
比良までは家から20km
昭和が恋しい時はここがいい。
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