リニューアル色々

3年前のバリ島でパナマ帽を買った。
夏帽子はパナマが欲しいと思っていたけど、日本ではなかなか見つけられなかった。
バリ島のホテルのギャラリーにも1個しかなくて選べなかったけれど、その分早く断を下せた。
エクアドル製でバリにしては高価な¥12000だつた。
形は昔の麦わら帽子でおじさん用の黒いリボンがくるりと回っている。
もっぱらガーデニング用に使っていたので、型崩れしても平気だった。
ある日、折角手に入れたパナマ帽なら、もっと大事に使ってあげた方がいいのではと思った。
そこで、帽子作家の庵原さんのもとに持ち込んで相談すると、形を整え、リボンを替えてすっかり他所行きになって帰って来た。
これで、10年は帽子の寿命も延びたでしょう。
この頃、こうして好きなものを見直し、修理する事が多いけれど、新しいものより一段と好きになる。
角 好司さんに修理をお願いした椀も帰って来た。
梅雨明けまで使わないで下さいと言われたけれど、そろそろ使える頃となった。
外側の微妙な塗り味もそのままに塗りなおして頂いた。
以前博多で漆の重箱を塗りなおしたら、別物になって帰って来た。
作家が分かっているのは、こういう場合とても助かる。
お姉ちゃんが外で、車の修理工事をちているのに、そばに出ちてくれないの。
つまんない。
ニコッと笑ってって言われても、ヤダよ。
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