知恵比べ

川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

知恵の相手は目白と雀です。
この頃は人間世界はしんどくなり、毎日庭に来る小鳥を愛でて暮らしています。
ところが私の愛情などには見向きもせず、小枝の間のミカンをついばんでは飛び去ります。
今日は下に落とす瞬間をみました。
今まではついばんでいる時にミスをして落としたものだと思っていましたが、さにあらず。驚く事にあのか細い片足でけっているのです。
小枝にしっかり止めているので簡単に落ちるはずはないと不思議に思っていましたが、自分の咽を潤すと力一杯蹴飛ばすとは。。
小鳥の世界も世知辛い。
落ちないようにワイヤーを通して木にくくると、そこには中々近寄りません。
鳥かごの入り口をオープンにして寄り付きを善くしても小枝ほどの人気はなし。
突然騒がしい鳴声が上がり、目をあげると雀が数羽枝に止まり何やら審議中。
この庭の主は少し熱心過ぎるが、果たして信用出来るのかどうか噂をされているようです。
カメラを向けるとさっと解散しました。
こうなれば人の知恵で小鳥を誘き寄せ、記念の1枚でもと意欲が湧いてきます。
大事な13穀米とミカンを石の上に置き、しばらく見守った。
見事、米をみつけると床でもどこでも舞い降りて来ます。
ところが写真は許可なく撮らせません。
動物カメラマンの苦労を身を持って知った一日です。

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