地球より重いもの

「人の命は地球より重い」と言われてピンときますか。
「自分の子供の命は地球より重い」と言われるとよくわかります。
教師の体罰によって自殺に追い込まれた生徒の未来はそこで終わったということをどのくらい我が身に置き換えられるだろうか。
先日までは、滋賀県のいじめ自殺で大騒動していたマスコミは大阪市長の発言に一斉に食いついた。
橋下市長の発言は平易でわかり易いので、常にその言動はマスコミに料理されて、甘くなったり苦くなったりする。
私は今回の橋下市長は英断だったと思っている。
先生によって自殺に追い込まれた生徒の通う学校に厳しい条件を出して、この悲劇を学校現場が真摯に反省し再生する力を生み出そうと意図している。と思われる。
今年の受験生にしてみれば、生涯1度のチャンスが奪われたという発言がある。
けれど、教師の暴力を注意することもない学校に進学しなくてよかったと思う日があるかもしれない。
そこで再び繰り返されるしつけ、励ましという体罰が起こってからでは遅すぎる。
生きていれば何度か人生の分岐点に立ち止まる時期がある。
そこで自分がどう判断したのかは自分の一生を左右する考えの基礎を作る。
桜ノ宮高校体育科部長のOBが数人がテレビに出て「体育科の存続を望む」として発言していたけれど、この現象自体誰かに言い含められているとしか思えない。
生徒を利用しようとするのではなく、教師の力を今見せて欲しい。

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大阪金久の寄せ植え

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