旅の流儀

趣味は?と聞かれて旅行と答えていいものかどうか、好きなもので興味のあるものと言えば旅になるかもしれないが、趣味の域に達しているかどうかは分からない。
夫婦で出かけるようになったのは50代からで、バブルの尻尾が残っている頃だった。
「一度は泊まりたい・・」等と書かれた宿を片っ端に行ってみた。
そういう宿では調度、器、料理などでは目を楽しませてもらった。
大町温泉の河昌に通い続けた時期がある。
ここはお料理が多すぎず、調度お腹に合う程度に出されるのが気に行っての事だった。
朝食のホウバ味噌の煮える匂いも堪らなかった。
それでも、一日中観光して夕食時間ぎりぎりに宿に入る始末だった。
今考えればもったいない宿の使い方であった。
海外に行けば眠るだけのホテルになるが、案外これは使い良い。
バリ島は長期滞在になるけれど知人のビラなので我が家同然気楽に過ごせる。
こういう場所も人生には必要だと思う。
そして、今年のようにバタバタと方々駆け巡る時は、シティーホテルに決めた。
東急エクセルホテルがお気に入りである。
室内が広いのが何より。
シングルの部屋が取れると夫婦でもシングル2部屋をオーダーする。
旅に出ると何かと疲れるものである。
夕食がすむと「お休み」とそれぞれの部屋に入ると本を読もうとお風呂に入ろうと自由だ。
旅だからこそ特にそうしたい。
目的によって宿を選ぶ。
姉母と一緒となるとお風呂の良い宿と宿にウエイトがかかるが夫婦で出かけるとB&Bが便利。
高級ホテルは日本では利用しない。
バリ島ウブドには世界中の高級ホテルが立ち並ぶので、ランチをしながら楽しむ事にしている。
ないのはお金、あるのは時間の時代も心豊かに旅を続けたいものだ。

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