紡ぐ・織る・編む・縫う仕事展 ‐ 最終日

5日間の展覧会が終わった。
開廊時間を待ちかねるように、11時には毎日どなたかがお見えになった。
時には作家さんより早い方もいらしたほど。
作家さんのお知り合いも大勢応援に駆けつけて下さり、2Fリビングからはいつも談笑が聞こえていた。
元の静けさを取り戻したgallery Takutoの建物はこの賑やかさを懐かしむ時があるかもしれない。skogがそうだったように。
さっきまでの賑やかさが、作家さんが帰ってガランとすると何とも言えない寂しさを醸し出したものだ。
第1回の「森っぽ」の展覧会が無事に滑り出して、沢山のお客様をお迎え出来た事は森っぽの大きな財産になった。
新聞で展覧会の事をお知りになったと言う初めてのお客様が何人もいらした。
今日の最終は近江八幡からのお客様。
ほとんど閉廊時間に近い時だったので、何で展覧会をお知りになったのかとお聞きした。
新聞でご覧になったとの事「カラー写真の新聞でしたか」とお聞きすると、写真なしの紹介文だった。
「紡ぐ・織る・編む・縫う仕事展 」と言う言葉に惹かれたと言って下さった。
すごく嬉しかった。
展覧会のタイトルは、成功を左右するものだと今更知った。
続々と続いたお客様は、仕事ぶりをご覧になりたかったという理由は正しかったようだ。
とてもいいことを教えて頂いた。
今日はこのスタイルの作家さんがいた。
以前の紹介文章でイベントが好きで・・と書いたあの人。
「森っぽ」さんとは来月、再度お会いする事を約束したので、いつも通りに「お疲れさまでした」と別れた。
涙が出なくて何よりだった。
そんなセンチにはさせてくれない「森っぽ」でもあるけれど。
沢山の方に支えて頂いて展覧会を終えられたこと、心よりお礼申し上げます。
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