鉄だいすき展ー初日その2
雨は、11時のオープン時間までにあがり、気持ちの良いスタートになった。
鉄好きの方、鉄の作家さん達が初日を賑わせてくれました。
「この展覧会を見るのは、半日かかる」と熱心に見て頂いた。
これだけの展覧会が開けたことは何より嬉しい事だ。
上の写真は、モビール 戸谷 真也作
鉄の肌を石炭で真っ赤に焼いて、アンビルの上で叩いて叩いて創る。
ハンマー跡の残る作品は、鉄の魅力を余すところなく伝えてくれる。
モビールになっているのは一枚の葉っぱだろうか。
オオタニワタリのように見える。
大きくゆったりした葉っぱが、ゆらりゆらりと揺れて、見ているといつの間にか無我の世界に入り込むようだ。
ランプシェード 柴崎 智香作
ギャラリーに入ると一番に目に飛び込むランプシェード
漆塗装とサビ仕上げ
どちらも味がある。
これも一枚の金属を叩いて伸ばして形を創る。
シェードの大きさは、絶妙のバランスだ。
ひとつ吊るすと部屋の雰囲気は断然違うだろう。
丁寧な仕事が伺える。
この掛け花も柴崎さんの手によるもの。
鉄の花が一輪活けられている。
この下には試験管が仕込まれているので、鉄の花は生花に変えることもできる。
全体はこんな感じ(右)
ここまでの作品展はおそらく関西では初めてではないかと思っている。
家人が鉄を触り始めたことから、鉄と関わるようになったけれど、鉄の世界の奥深さを今になって思い知ることになった。
鉄だいすき展
2014.4/18(Fri)-4/22(Tue)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。