春の便り

山桜は葉から先に出る。
赤い葉は蕾を隠すように上に伸び蕾はその下につつましく納まっている。
ところが一旦開花してしまうと真っ白な花で幹が隠れてしまう。
花が咲く前の葉は日本画でよく見る微妙な色合いで奥ゆかしい。
ソメイヨシノが日本のサクラの代表のようになっているが、山桜の満開に出会えば
ころっと気持ちは変わってしまう。
そろそろ、蕨も出てくる頃と外を見回すと2~3本出ていた。
蕨を見つけるのは面白い。
1本見つけると急に目が慣れて次々に見つかる。
けれど今日はどう見ても3本しか出ていなかった。
ギャラリーの前は比良山の登山道に続く。
山好きの人はとうにご存知でビニール袋を持って山菜摘みに出掛けてくるが今年は未だお見掛けをしない。
と、言うことは少し早いのかもしれません。
明日から「木と布展」が始まります。
期間中に満開の山桜と山菜摘みがお楽しみいただけるといいのですが。
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