脳内の掃除法

聖徳太子は大勢の話を一度に聞く事が出来たと言う。
凡人の私には二人の話すら聞く事は出来ない。
脳の中に住む私が優先されるので、家族の声は特に聞こえない。
いい訳をしておけば、集中している時は・・である。
脳の中は色々な部屋に仕切られて、それぞれに仕事が決められているとか。
つらつら考えると私の脳は一度に全部が動くことはなさそう。
ひとつが終わると次の事が浮かぶと言うスローな脳である。
沢山の仕事が押し寄せると、脳の中はパニックになり猛烈なストレスに見舞われる。
この頃は慣れているのでひとつづつ片付ければいつかは全て片付くとタカをくくれるようになった。
先日までの大掃除は脳が欲したことで、全身を動かして大汗をかけば脳の疲れがほぐれるようだった。
食卓の上に散らばった書類は長い事見ぬふりをしていた。
身体を思いっきり動かして、バタリと眠った翌日は、食卓の上もスイスイ片付く。
ひとつの事に気を取られると同じ比重で二つ目に取りかかる事は出来ないけれど、より重要度を瞬時に振り分けているのは年の功か。
今年ほど身体を使う夏を経験すると、頭の中に淀んでいたものがすっかりかき消え、血の巡りも良くなったような気がする。
脳内の大掃除は汗して働くのが一番と悟った。
ウソと思えば一度お試しあれ。

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