何でも見てやろう ‐ 小田 実|旅する理由

小田実氏の「何でも見てやろう」という本を読んだ記憶はないが、このコピーは私の頭の中を常にかきたてていた。
何でも見たかったけれど、私の青春時代は海外旅行なぞ今の宇宙旅行に等しいほど遠い存在でした。
恐る恐るお決まりの香港に降り立った時に見た赤い花と信号機が低いところについている事とトイレットペーパーが赤だった事が次の旅行に向かう好奇心を刺激してしまった。

以来20数年間少なくても1年に1度は海外に出掛けている。
特に歴史に残る場所に向かうときは特別にドキドキする。
ヨーロッパは歴史に残る場所や建物が現在のなかに上手く溶け込んで残っている。
その場所に立つと教科書の中にいるような錯覚すら覚える。
これからは好きだった風景を訪ねる旅にしようかと思う反面、知らない町を歩いてみたい気持もまだある。
人生は未知の旅だから。

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