後ろ向きの老人介護 ‐ 療養病棟の現実に唖然

介護の愚痴は言うまいと思うけれど、療養型病棟の姿勢には怒りが一杯。
高齢者特に90才以上は人間ではないのかも知れない。
90才を超えてなくても世間の役に立たなければ人として認めてもらえないかも知れない。

姉の介護は今までとは違って、病院任せには出来ない。
いや、療養介護だけでは今の体力レベルを維持できない。

昨日から姉の生活を身近に見ることになった。
すると、昨日までの理学療法の効果に感謝しなければならなかった。
足の力はおぼつかないと言えども歩行器があればかなり歩けるし、手を洗う時に両手を離して立ったのにはびっくりした。
ベッドへの移動、トイレの介助、それほど私は力を使わなくても見守りをすれば自分で出来る.
その為には、今の体力を維持させ無ければならない。
サ高住は文字道理サービス付き高齢者住宅なので、病院とはまた違う。
もっと自立しなければ室内で転倒する危険は毎日ある。

転院する時に「リハビリ病棟には入れないので療養病棟に転任して下さい」と言われたけれど、実際には行ってみないと、療養病棟の理解すらできなかった。
ほとんど寝たきりの人の病棟という事らしかった。
姉のように頑張ろうと言う人は居づらい環境だ。
「リハビリは出来ません」と言われているので「自主トレをしていいですか」とお聞きした。
「それは、どうぞ」と言うご返事だったので、今月は姉母に捧げる月間にして腰を入れようと覚悟した。
(腰を入れると言い切った割に明日から3日間留守にする。)

今朝病院に行くと姉が食堂の椅子に腰かける時に安定をかいで『軽い尻餅』をついたと報告を受けた。
直ぐにレントゲンが予約されていたけれど、姉の様子は変わったところもなく骨折しているとは思いにくい。
病院としては一大事なのだろう。
結果、異常なしであった。

夕食の前に廊下を歩行器で歩く自主トレを開始した。
病院で介護士さんがされていた時よりは密着した形で回遊できる廊下を歩いた。
朝は未だ体がしっかりしていないので膝が崩れそうだったとお聞きしたけれど夕方はその不安もなく上手に歩けた。
廊下のバーにつかまって横歩きの移動もしてみたが順調だった。
丁度部屋に来ていた看護師さんが様子を見せて下さいと一緒に歩いて下さったけれど「お上手ですねー」とおっしゃった。

自主トレを済ませてひと息した頃部屋に師長さんがおいでになって「自主トレを辞めて欲しい」と言われた。
「ここは元々トレーニングをするところではない」とお伝えしたはずであるという事と「見ていていつ転倒するか分からに程危なかしい」
「この病棟の責任者として辞めて頂きたい」と告げられた。
「毎日、食堂の往復は歩行器で行くからそのレベルにして欲しい」という事だった。
「姉のやる気が一番恐ろしい」とか「家族の責任でやるならご勝手にと言いたいけれど、転倒は困る」兎に角何事もなく静かにベッドで2週間過ごしてくれればいいのだと言う雰囲気だった。
ベッドで静かにしていたら4ヵ月の訓練は2週間で消えてしまうと言う怖さで私は必死だったし、姉も良く応えてくれた。

我が家は長寿の家系なので100才までには7年はある。
残りの年月せめてトイレは一人でゆっくり行きたいだろう。
もう少しなのに、打ち切られる悔しさはたまらない。
師長の事故なく過ごしてほしいとの思いは分からなくもないが「私の責任でやります」と言えば居ずらいだろう。
出来れば転院したいと思うけれど。

しかし根本は政府の医療制度にある。
ベッドの上でだけ生きている老人の山を築くお積りなのでしょか。

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